カジュアルきものの代表的イベント「きものサローネin日本橋」において、きものマーケットの未来を切り拓く「きもの未来会議」が日本橋三井ホールで開催されました。
この会議は、先に京都で開催の「きものサミット」を受けて、きもの小売市場の先行きを考える場として開催されたもので、会場は呉服小売り業界を中心に150名を上回る参加者で満席となりました。
開会にあたり、和装産地を代表して渡邉隆夫日絹工業会会長(西陣織工組理事長)が「消費者の信頼をいかに得るかが今もっとも大事な課題」とあいさつされ会議がスタートいたしました。
第1部は小売り流通における商慣行是正について、第2部は未来に向けたきもの市場と題して6人のパネラーから熱心な報告・提案が行われました。
ディスカッションのとりまとめとして、KYOWAVEの松井敦史氏より5か条からなる「きもの安心宣言」が提案され採択されました。