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2024年1月4日(木)~3月26日(火)
10時~16時
休館日 毎週月曜日(月曜祝日の場合は翌火曜日)
西陣織会館3階 西陣織史料室
入場無料
西陣は、一般に帯、きものといった和装で知られている織物産地ですが、古来、平安期の頃から、室内や調度品、また、社寺の装飾品に西陣の織物が用いられてきました。
所蔵品のなかから、タペストリーと卓子掛に焦点を当てました。
タペストリーは、壁に掛けたり室内にしつらえて文様を楽しむもので、存在感のある綴織のものや、装飾裂などを含めて展示します。
卓子掛は、テーブルセンターのことで、食卓や応接間のテーブルや机の中央に掛ける布です。テーブルなどを綺麗に保つ目的として用いられるとともに、西陣織の卓子掛は装飾性が高いものが多く、室内に美しいアクセントを加えます。
今回、大きな作品を中心に紹介します。室内に彩りを添える西陣織を是非ご高覧頂ければ幸いです。