帯をいつまでも美しく保つために大切なのは、着用後すぐに適切な方法でお手入れすること。何日もたつと、汚れなどが取れにくくなります。
取り扱い説明書をよく読みましょう
帯の中には、素材や製法によって特別な注意が必要なものもあります。大切な帯を台無しにしないためにも、お手入れや保管の前には取り扱い説明書や注意書きをしっかりと読み、最適な方法でのお手入れ・保管を心がけましょう。
外出から戻ったら
まず最初に手を洗って、きれいな手で帯を取り扱うようにしましょう。
帯のお手入れ
長く伸ばしてハンガーなどにかけて風にあて、十分に乾燥させてから、汚れがないかをチェックしておきましょう。汗や湿気は変色やカピの原薗になるおそれがあり、カピが生えるとシミ抜きをしても汚れが落ちないこともあります。汚れやシミが見つかった場合は、できるだけ早く帯を購入した店や専門の洗張シミ抜き店に相談しましょう。また、その際には汚れの箇所、シミの種類(何のシミか)、いつ汚れたかなどをはっきり伝えましょう。 結びジワは当て布をして低温のアイロンをかけて伸ばします。高熱のアイロン、スチームアイロンの使用は、帯の金銀糸箔を傷めるのでご注意ください。
帯のお手入れ
長く伸ばしてハンガーなどにかけて風にあて、十分に乾燥させてから、汚れがないかをチェックしておきましょう。汗や湿気は変色やカピの原薗になるおそれがあり、カピが生えるとシミ抜きをしても汚れが落ちないこともあります。汚れやシミが見つかった場合は、できるだけ早く帯を購入した店や専門の洗張シミ抜き店に相談しましょう。また、その際には汚れの箇所、シミの種類(何のシミか)、いつ汚れたかなどをはっきり伝えましょう。 結びジワは当て布をして低温のアイロンをかけて伸ばします。高熱のアイロン、スチームアイロンの使用は、帯の金銀糸箔を傷めるのでご注意ください。
外出先でシミがついたら(きものの場合)
次の方法で応急処置をします。
訪問着など大切なきものは、専門家に相談しましょう。
- 汚れの下にハンカチなどで当て布をする。
- もう1枚のハンカチを濡らしてよく絞る。
- (2)のハンカチでシミの部分を叩くようにして、シミを下のハンカチに移行させる。
- 手の暖かみで乾かす。後の処理がしやすいように処置しておくことが肝心です。
訪問着など大切なきものは、専門家に相談しましょう。