上手な帯のしまい方

たたみ方を覚えよう

● なごや帯のたたみ方

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● 帯袋

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湿気を避けましょう

帯は湿気を嫌います。昔から桐のたんすが良いと言われるのは、桐に湿気を適度に保つ作用があるため。風通しがよく湿気が少なく、直射日光の当たらない場所に置いた桐などの和たんすに収納するのが、帯に最もやさしいしまい方と言えるでしょう。ちなみに、たんすは上段の引き出しほど湿気が少ないのが特徴。大切な帯ほど上の段にしまうとよいでしょう。

 

しまい方にも愛情を

帯をビニール袋に入れて保管するのは禁物。湿気がたまるだけでなく、ビニールの化学変化によりトラブルの原因になるおそれがります。必ずタトウ紙か糊気のない白い木綿の布に包んでしまいましょう。また、金銀糸や箔を使っている部分には、薄紙をあててください。

 

-緒にしまわないで

たんすのひとつの引き出しに帯、きもの、小物などを一緒に入れると、整理がつかないだけでなく、シワやトラブルの原因にもなります。中でも、金銀糸や箔を使ったものは、ゴム製品、輪ゴムなどの硫黄分を含んだものにふれると変色することがあります。アイテムごとに違う引き出しに分け、正しいしまい方で保管しましょう。

 

防虫剤や香水に気をつけて

ナフタリンとショウノウを一緒に入れると、化学反応を起こして防虫効果がなくなり、シミの原因になることがあります。また、防虫剤、匂い袋などが帯に直接ふれるとトラブルのもと。香水をかけるのも、絶対にやめましょう。

 

晴れた日には虫干し

湿気をきらう帯は、たとえ着用しなくても定期的な虫干しが必要です。昔から、夏場の土用干し、冬場の寒干しなどが知られていますが、奉と秋の年2回ぐらい、晴天の日に陰干しにし、陽がかげる前に取り込むようにしましょう。防虫剤、乾燥剤のチェックも忘れずに。